iシェアーズ 日本国債7-10年 ETFとは
残存期間7〜10年の日本国債(JGB)に直接投資する、東証上場としては珍しい国内債券ETF。株式・REIT・金とは異なる値動きをする資産クラスとして、当サイトで初めて取り上げる債券ファンドです。数値は運用会社の公式資料(2026年5〜7月時点)に基づきます。
※基準価額・対象指数がともに下落しているのは、設定来の日本国債金利上昇(=債券価格下落)を反映したもので、追随の失敗ではありません。乖離幅-0.08ptはむしろ良好な追随を示しています(緑ドット表示)。2026年6月30日時点、ブラックロック・ジャパン公表値。
基本情報
この銘柄の特徴
残存7〜10年のJGB34銘柄に直接投資(先物・スワップではなく現物)
当サイト初の債券資産クラス。平均デュレーション約7.9年
信託報酬0.066%(税込)と、株式ETF並みの低コスト
※いずれも運用会社の公式資料に基づく客観的な数値です(マーケティング上の訴求文句ではありません)。
仕組み:残存7〜10年のJGBを直接保有
本ファンドは残存期間7年以上10年未満の日本国債34銘柄(2026年5〜7月時点)に直接投資し、その値動きにそのまま連動することを目指す、現物保有型の債券ETFです。組入資産の99.99%が「日本国政府」発行の国債で、平均残存期間8.61年、実効デュレーション約7.93〜7.94年、平均最終利回り2.55%(2026年5月31日時点)。為替ヘッジは行っておらず(そもそも全額円建てのJGBのみを保有するためFXエクスポージャーは発生しません)、効率的な運用やリスク抑制を目的に先物・オプション等のデリバティブを補助的に使う場合があるとされています。
分配金の実績(1口当たり、税引前)
年4回・1月/4月/7月/10月の11日決算で、組入国債のクーポン収入が原資です。2026年7月分は本稿執筆時点で見込額(1.4円)のみ公表・未確定のため掲載していません。分配金実績は将来の水準を保証するものではありません。
どんな役割に向いた設計か
株式・REIT・金とは異なる値動きをする「債券」という資産クラスに、東証の取引時間内でそのまま売買できる形でアクセスできる設計です。残存7〜10年という中期ゾーンのJGBに集中しているため、金利変動(特に長期金利)への感応度(デュレーション)が明確な一方、信用リスクは自国通貨建て自国国債である以上、実務上小さいと考えられます。1306(TOPIX)や1655(S&P500)のような値動きの荒さを避けつつポートフォリオに分散効果を加えたい場合の選択肢の一つです。
⚠ 留意点・リスク
- 元本保証はありません。基準価額は保有する国債の価格変動に応じて上下します。
- 金利変動リスク(デュレーションリスク)——債券価格は金利が上昇すると下落し、金利が低下すると上昇する関係にあります。平均デュレーション約7.9年は、金利が1%変動すると基準価額が概ね7.9%程度変動しうる感応度に相当します(あくまで目安であり実際の値動きを保証するものではありません)。
- 信用リスクは発行体が日本国政府であるため実務上小さいと考えられますが、ゼロではありません。
- 効率的な運用等を目的にデリバティブを利用する場合があり、コストや意図した効果が得られないリスクがあります。
- ETFの取引価格は需給等により基準価額から乖離する場合があります。
- 分配金は信託財産の状況により決定されるもので、将来の分配水準を保証するものではなく、支払われない場合もあります。
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本記事は投資家個人が調べた内容を整理した一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨・勧誘するものではありません。記載内容は情報の正確性を保証するものではなく、作成時点のものであり今後変更される場合があります。投資に関する最終判断はご自身の責任で行ってください。
数値の主な出典:ブラックロック・ジャパン「236A」ファクトシート(2026年5月号)・商品ページ(2026年6〜7月時点)、東京証券取引所ETF銘柄情報