iシェアーズ S&P 500 米国株ETFとは
米国S&P500指数に、東証で最も低コスト・最大規模級で連動する王道ETF。同種の東証上場S&P500連動ETF(1655・2558・1547・2633)を比較し、規模・コストで最も「王道」と言える1655を解説します。数値は運用会社の公式資料(2026年5〜7月時点)に基づきます。
※このファンドは3年・5年の年率実績でも指数をわずかに上回っています(緑ドット表示)。極めて低コストなうえ、証券貸付収入等が寄与しているとみられ、他の記事で扱ったファンドとは逆に指数追随がプラス方向に振れている珍しいケースです。
基本情報
なぜ1655が「王道」か
東証上場のS&P500連動ETF(1655・2558・1547・2633)を比較すると、1655は純資産総額1,772億円で最大(2558の約1.4倍、1547の約2.6倍、2633の約5.6倍)、信託報酬0.066%も2558・2633と並ぶ最安水準、1日の売買代金も4銘柄中最大です。純資産・コスト・流動性の3条件すべてで上位に立つのは1655のみで、最も「王道」と判断しました。
分配金の実績(1口当たり、税引前)
年2回・2月と8月の決算で、直近の傾向は緩やかな増配です。ただし分配金実績は将来の水準を保証するものではありません。
どんな役割に向いた設計か
米国の主要企業500社にまとめて分散投資できる、世界で最も広く使われる株価指数の一つに連動する設計です。1306(TOPIX)の米国版とも言える位置づけで、日本株と米国株それぞれにコアを置く「コア・サテライト」構成の土台としてよく使われます。1545(NASDAQ100)と比べると、ハイテク偏重ではなくより業種分散が効いている点が特徴です。
⚠ 留意点・リスク
- 元本保証はありません。S&P500構成銘柄の価格変動により基準価額は変動します。
- 為替ヘッジなしのため、円/ドルの為替変動が基準価額に直接影響します(円高局面では円換算リターンが下押しされます)。
- 米国株式市場全体に連動するため、米国市場が下落する局面では基準価額も同様に下落します。
- 分配金は信託財産の状況により決定されるもので、将来の分配水準を保証するものではなく、支払われない場合もあります。
本記事は投資家個人が調べた内容を整理した一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨・勧誘するものではありません。記載内容は情報の正確性を保証するものではなく、作成時点のものであり今後変更される場合があります。投資に関する最終判断はご自身の責任で行ってください。
数値の主な出典:ブラックロック・ジャパン「1655」ファクトシート、東京証券取引所ETF銘柄情報(2026年5〜7月時点)