純金上場信託(現物国内保管型)「金の果実」とは
現物の金地金を国内で保管し、円建ての国内金価格に連動する金ETF。株式とは異なる資産クラスとして、分散投資の一角に使われる商品です。数値は公式資料(2026年2月時点)に基づきます。
※パフォーマンスは2026年1〜2月時点のJPXファクトシートに基づく数値です。金価格は年初来で高値26,585円から安値19,075円まで変動しており、直近の実績はこれと異なる可能性があります。
基本情報
なぜ1540が「王道」か
東証上場の主な金ETF(1540・1326・1328)を比較すると、1540は1日の売買代金が約29.7億円で、1326(約1.8億円)・1328(約1.9億円)の15倍超と圧倒的な流動性を持ちます。また1540は現物の金地金を国内(三菱UFJ信託銀行)で保管する数少ない銘柄で、1326は海外(ロンドン)保管、1328は先物・指数連動証券中心の合成型である点と対照的です。表示上の信託報酬は1328(0.176%)が安く見えますが、隠れコストを含めた実質総経費率は1328が0.58%、1540が0.46%と逆転しており、現物保有の裏付け・規模・実質コストの総合力で1540が「王道」と判断しました。
仕組み:現物金の裏付け
本ファンドは投資家から集めた資金で実際に金地金を購入し、信託財産として国内で保管します(大口の場合は現物の金地金との交換も可能)。株式や債券のような発行体の信用リスクがなく、価格は基本的に円建ての国内金価格をそのまま反映します。配当や利息を生まない資産のため、原則として分配金は出ません。
どんな役割に向いた設計か
株式・債券・不動産(REIT)とは値動きの連動性が低いとされる「無相関資産」として、ポートフォリオ全体の分散を高める目的で保有されることが多い商品性です。値上がり益(キャピタルゲイン)のみを狙う設計で、1489(高配当)や1343(REIT)のようなインカムを目的とした商品とは性格が異なります。
⚠ 留意点・リスク
- 元本保証はありません。金価格の変動により基準価額は大きく変動します。金は株式のような企業収益の裏付けがなく、価格変動要因(実需・投機・金利・地政学リスク等)が異なる資産です。
- 配当・利息を生まないため、保有しているだけではインカムが得られません(原則無分配)。
- 金価格自体の変動幅は大きく、直近も年初来高値26,585円から安値19,075円まで大きく振れています(2026年時点)。短期的な値動きは大きくなり得る点に留意してください。
- 円建て価格のため、金価格自体の変動に加えて為替(ドル建て金価格と円/ドルレート)の影響も受けます。
本記事は投資家個人が調べた内容を整理した一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨・勧誘するものではありません。記載内容は情報の正確性を保証するものではなく、作成時点のものであり今後変更される場合があります。投資に関する最終判断はご自身の責任で行ってください。
数値の主な出典:三菱UFJ信託銀行「純金上場信託」商品ページ、東京証券取引所ETF銘柄情報(2026年2月時点)